脳腫瘍発覚のいきさつ
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 最も初期の症状は、中学2年生ごろに運動能力が落ち始めたことです。50m走のタイムがこの頃から落ち始めました。当時の最高タイムは、中学2年のスポーツテストの練習で記録した7.3秒でした。ところが中学3年の時には7秒台後半になり、高校に入学した時のスポーツテストでは、8.3秒にまで落ちていました。普通にいけば、タイムは上がっていくはずなのですが…。
 中学2年の2学期の体育の成績が、1学期の5から3に落ちたのも、病の初期症状の現れだったのかもしれません。

 中学3年の受験前になると、油っこいものがまったく食べることができず、めまい・立ちくらみなどの症状が少しずつ表われ始めました。しかし当時は、「受験のストレス」程度にしか思っておらず、さほど気にしていませんでした。

 そして高校に入学。めまい・立ちくらみがいよいよひどくなり、頭痛もではじめます。この状態が長く続き、6月ぐらいからは、野球部の練習にもほとんど参加できなくなっていました。
 めまいや立ちくらみは、私がが低血圧であることからきているのだと思って、かかりつけの内科に何度か足を運び、いろいろ薬を試しても症状に変化がなかったため、一度大きな病院で診てもらえば安心するだろうと、私が住む地域で最も大きな東海病院の内科で診察してもらいました。結果はそれまでと同じ。ここで頭痛もあることから念のためCTを撮ることになり、ここで脳腫瘍が発覚しました。このあたりのことは看護記録にもあるので、そちらを見ていただけますと詳しいいきさつがわかると思います。


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